私は国際結婚をしてアメリカに移住してからずっとフルタイムで働いてきました。
子供が産まれた後もずっと同じペースで続けています。

アメリカでは、18歳以下の子供を持つ女性の就業率は2016年時点で約70%。

確かに周りを見ても女性は皆フルタイムで働いてる人が多いです。
ちなみにここシリコンバレーではキャリア志向の女性が多く
結婚・出産を機に仕事を辞めるという選択肢をする人は少ないです。

それでも子育てのために家庭に入るという女性がいるのも事実。
実際に息子の小学校のクラスメイトの1/3は母親が家にいるイメージ。

かくいう私も、子供が産まれる前から務めていた企業で産休を2回取りました

社員が150人ほどしかいない小さい会社だったのですが
職場には女性がたくさんいて、毎年誰かしら産休を取っていたので
周りに気を遣う心配はありませんでした。

母親が働き安い環境

アメリカはやはり女性が社会進出しやすい環境が整っています。

  • 職場にて妊婦・出産で差別されない
  • アメリカでは雇用機会均等に関する法律があり、雇用主は人種、年齢、肌の色、
    宗教、性別、出身国、障害に基づく差別を禁止されています。

    妊娠が分かっても、会社はその女性の仕事内容を変えたり
    違うポジションに異動したりすることはできません。

    実際にこんなことがありました。

    私の同僚の女性が入社をした日に、彼女は妊娠5カ月目であることを上司に伝えました。
    彼女は面接時に妊娠していたのですが、それを特に面接で言うわけもなく
    採用されて入社さえできれば、たとえ直ぐに産休に入っても
    会社はどうすることもできないのよ~なんて強気なことを言っていました・・・

    採用側の立場を考えると私としては微妙な心境でしたが。。。

    こればっかりはどうしようもないですし、会社側も割り切って
    彼女の産休期間中の穴埋めのために、派遣社員を雇っていました。

    日本人の私だったら会社に迷惑を掛けて申し訳ない気持ちになりますが
    アメリカ人は権利があれば堂々と使っていいというスタンスの人が多いです。

  • 託児所・ベビーシッターの充実
  • アメリカの産休期間は約3カ月と非常に短いので、ゼロ歳児から預けられる
    託児所やデイケアセンターがたくさんあります。

    ベビーシッターもたくさんいて、経験豊富な年配の方から経験の浅い人まで様々。
    アメリカ人だけではなく、英語がほとんど話せない中国人ナニーさんなどもいます。

    人気の預け先は妊娠中から登録しないと入れないところも稀にありますが、
    本当に預けられる先はたくさんあるので、困ることはまずありません。

    ただし、唯一の難点は預ける費用が高いこと!

    ここでは月1,200~1,500ドル(約12~15万円)が平均。

    それを考えると、下手な安月給と変わらないので仕事を辞めて
    フルタイムで子育てするという女性もいることはいます。

  • 夫と育児分担する
  • こちらでは男性だろうと女性だろうと、定時にオフィスを出て帰宅をするのが当たり前。
    残業なんてかなり珍しいです。

    ですがアメリカ人は仕事をあまりしないのかというと
    そういうことではなくて、むしろたくさんします。
    早朝に出勤するか、いったん家に帰っても夜にまた家から仕事をする人も多いので
    トータルで見ると、一日10~12時間働く人は普通にいます。

    男性は女性と変わらず、日常品の買い物をしたり、家事をしたり、育児を妻と分担します。

    共働きでも夫婦が協力して家事と子育てを行うため女性も社会進出しやすいんですね。

大変な側面もある

以上のようにアメリカは女性が働きやすい環境が整っていますが
女性が仕事をすることを望んでいるかというと実はそうでもないという現実もあります。

仕事好きでキャリア志向な女性も当然いますが、多くの女性は生活のために働いているのが現実じゃないでしょうか。

以下厳しい現実二つです。

産休期間が短い!
法律で定められている産休期間は12週間のみ。
でもこの期間の給与は保証されておらず、雇用主は解雇してはいけないというだけ。

生後3か月の我が子を人に預けることは罪悪感を持ってしまうことも。
母乳で育てている場合、勤務時間中に職場で搾乳機を使って搾乳をする必要もあり
はっきり言って大変です。

仕事が手抜きできない
幼い子供がいるからといって、時短で働けたり、責任を減らされることはなく
そのポジションに留まりたければ、求められる成果を出し続けないとならない。

まとめ

アメリカで働くママの生活、どう思われますか?

大変といえば大変ですが、働くことで得られるものもたくさんありますし
子育ても仕事も!と、欲張りになっても良いんじゃないでしょうか?

そしてもしあなたが国際結婚組で、周りの働くママと同じように、悩みながらも
一所懸命子育てと仕事を頑張っているとしたら、自分をぜひ褒めてあげてくださいね!