
日本における母子家庭のおよそ8割は貧困層だそうです。
元夫からの養育費が支払われない問題、就職難や非社員での雇用形態、上がらない時給と子育てによる時間的な制限。
なかなか貧困状態から抜け出せないという現実があるのも事実です。
私が住むアメリカでもシングルマザーの貧困問題は深刻です。
米国国勢調査によると、全米で18歳以下の子供の約23%がシングルマザーの家庭で暮らしており、そのうち約41%が貧困層に入ります。
シングルマザーの辛いところは仕事と子育ての両立。
なかでも専業主婦が離婚してシングルマザーになる場合、まともな仕事に就くこと自体が大きなハードルです。
それではシングルマザーは幸せになれないのでしょうか?
決してそうではありません。
しっかりと先を見据えて具体的に行動を起こせば、生活を立て直して、良い母親として、輝く一人の女性としての幸せを手に入れられるのです。
シングルマザーが幸せになる7つの習慣
- 様々な援助を受ける
- とことん自分をいたわる
- 幸せになる!というしっかりとしたビジョンを持つこと
- キャリアを見つけること
- 自分が好きなことをする
- 子供とオープンな会話をすること
- 元夫と共同養育をすること
あなたが生活を立て直すことが最優先事項なので、積極的に行動して下さい。
あなた自身と、あなたの子供それぞれが必要な援助を受けられるものはどんどん受けましょう。
行政の援助やカウンセリングサービスに加え、子供を預かってくれる人がいたらお願いしましょう。
シングルマザーにのしかかるプレッシャーは相当なもの。
メソメソ泣いたり、元気が出るまで家でゴロゴロして一日過ごすなんてことをしたくてもそんな時間的余裕は全くありませんよね。
ですが、心があまりにボロボロ状態の時はまずは自分をいたわることを最優先にしましょう。
あまりに辛くてどうしようもないときは信頼できる人に正直に話をして、1日、3日間、1週間などと期間を決めて、子供を預けてとことん自分をいたわってあげる期間をもうけるのです。
出来るだけ人に会って話を聞いてもらいましょう。
それを一年の間に何度か繰り返すことで、少しずつ心の傷が癒えてくるのを実感することでしょう。
なぜ私ばかりこんなに苦労しなくちゃいけないんだろうと人生を恨みたくなりますよね。
元夫に対する怒りがこみあげてもくるでしょう。
ですが、そういった負の感情はなんの得にもなるどころか自分をますます不幸にするのです。
そのエネルギーを「なにくそ!絶対に幸せになってやる!」と逆に奮起するためのエネルギーに使うのです。
相手に対する一番の復讐は自分が幸せになること。
自分が幸せになって思いっきり見返してやりましょう。
(きっとその時は、自分はすっかり別のレベルにいて相手のことはどーでも良くなっていると思いますが)
日本はシングルマザーだとなかなか雇ってもらえないという現実がありますね。
アメリカはシングルマザーだから不採用ということは無いのですが、しばらく仕事の現場から離れている人が雇われるのはなかなか難しいです。
ですので、資格を取ることで就職の可能性が高いものを目指したり、自分の得意分野を見つけてスキルを磨きましょう。
ネットがある今の時代は、在宅でできる仕事もかなりあります。
とにかく現レベルで留まるのではなく、上を目指して少しでも行動を取りましょう。
結婚していた時は夫に遠慮をしてできなかった事ってたくさんありますよね?
お友達と会ったり自分の好きなテレビ番組を観たり、趣味に夢中になったり、自分が食べたいものをお料理したり。
本来自分が好きなことを思い出して、実際にやって下さい。
忙しくてもそのように自分の楽しむ時間は絶対に必要です。
私は夫がいたときは子供が寝ついた後は夫が観たいテレビ番組を観ていたのですが、
今の私は日本のお笑い番組をYoutubeで観てゲラゲラ笑ってます。
一日ほんの15分でもすっごく元気がでますよ!
親の離婚で子供も相当傷ついています。
悲しみや寂しさを表現する方法を知らない子供は、時に問題行動で解消しようとします。
子供のことを適当に相手にせず、しっかりと向き合って、年齢に沿った言い方で話をしましょう。
「寂しいんだね」「怖いよね」と子供の気持ちをあえて親が言葉で表現してあげることで、子供は自分のわけのわからないモヤモヤした嫌な気持ちを理解し、それを受け止めてもらえたことで自己肯定感を持ちます。
それこそが健全な大人になるために必要なことなのです。
ただし、子供には元夫の悪口は一切言ってはいけません。
子供にとってもう一方の親の悪口を聞かされることは自分を半分否定されたことと同じなのです。
あなたは親としてこれ以上子供を傷つけるのではなく、守ってあげてください。
DV男だったりアル中などの問題がないのであれば、元夫にも子育てに協力してもらいましょう。
協力の仕方は色々とあるかと思いますが、とにかく子供の人生にきちんと父親として関わってもらうのです。
あなたが歩み寄ることで元夫も本来愛する子供と過ごせることを感謝するはずです。
なによりも子供に片親を失わせることは決してさせてはいけません。
離婚は親同士の問題です。
離婚の原因は夫の浮気ですか?借金?モラハラ?全部許せませんよね。
私は夫のモラハラが問題でしたが彼の異性問題が離婚の決定打でした。
夫と相手の女に対する怒りの念はそれはもう相当で、悔しくて泣いたりわめいたりしましたよ。
だけど、思いっきり泣きはらした後、フツフツと「絶対にお金を稼いでやりたいことをやって楽しい人生を送る姿を見せつけてやる!!」という強烈な決意の念がこみ上げてきたんです。
一旦腹をくくったら女は強いです。
具体的な目標が出来たので、それに突っ走ってる私には元夫のことはどーでも良くなってきました。
そして、今は元夫をうまく使っています。
夫には、子供を面倒見てくれるごとに”Thank you for taking care of them(子供たちの面倒見てくれてありがとう)”と毎回必ず言うし、そうすることで元夫はあれだけ嫌がらせを言ってたくせに、私に対して丁寧な態度を取るようになりました。
そして、養育費もちゃんと期日までに支払ってくれます。
内心「勝った」と思いましたよ。
子供たちは両親それぞれと頻繁に会ってるので全く寂しそうじゃないし、子供が元夫の家に行っている日は私は思いっきりやりたい事をやっています。
離婚=不幸ではありません。
離婚=>自己革命です!
直ぐには実行できないこともあるかと思いますが、自分なりのペースで是非とも実行してみてくださいね。
時間が経ち、気が付いたら自分が目指していた姿になっていますよ!
欧州某国で国際結婚をして9年目になる者です。去年2人目が生まれましたが、その直前に夫から夫婦生活に関する不満をぶちまけられ、現在夫は離婚したくてたまらないようです。
去年の時点でこのサイトに出会っていたら、今のような状態にはなっていなかったかもしれないと切実に思います。今の状況は、欧米人と日本人の結婚に対する意識は全く違うと、きちんと自覚できておらず、夫婦よりも子供を第一にしてしまった私のせいでもあります。
恐らく離婚になってしまうと思いますが、それでもこの記事を読んで少し希望が持てました。本当にありがとうございます。
コメント本当にありがとうございます。
内容を拝見し、当時の自分が辛かった気持ちを思い出して胸が締め付けられる思いがしました。
可愛い子供たちのお世話をしながらこれほどのプレッシャーに耐えなくてはならない現状は相当お辛い事とお察しします。
元気を取り戻せる日もあればマイナスな感情がこみ上げてくる日もあることでしょう。
でも、どうか自分を責めないでくださいね。
あまり先々の事を考えずに、今は一日一日を大切に生きるようにしてください。
大丈夫ですよ!
子供さん達にとって、お母さんが楽しそうにしてくれていることが嬉しい事だそうですよ。
ご主人の気持ちはもう考えないようにして、自分の事をどうか大切にしてあげて下さい。
一緒に頑張る仲間として心から応援しています!!