アメリカで国際結婚をして離婚までしたことで
アメリカという国の制度を身をもって知ることになった私。

私には元夫との間に幼稚園児と小学低学年の子供が二人います。

子供たちは普段は私の家に住んでいて週のうち
二晩は元夫の住むアパートに泊りに行きます。

平日は元夫が夕方になると子供たちを学校まで迎えに行ってうちに届けます。
子供たちの習い事にも協力して連れて行きます。

子供たちはまだ家でお留守番ができる年齢ではないので、
子供を引き渡すときに当然毎日私は元夫に顔を合わせるわけです

元夫はうちの鍵を持ってるし、うちの中にも普通に入ってきます。

この状況って日本じゃ信じられないでしょう??

共同養育は両親の人間力を試される!

アメリカでは共同親権が一般的なので、両親が離婚してても
子供たちはお父さんとお母さんのそれぞれの家を行ったり来たりするんですね。

元夫とは決して仲良い関係ではないのですが
ひとえに子供たちのためにお互いに対するネガティブな感情は押し殺して
淡々と事務的に接しています。

私もまさかこんな状況になるなんてほんの2年前くらいまでは
微塵にも思っていませんでした。

というのも私はある日突然、夫に離婚したいと宣告を受けた側だったんです。

それまでの私は夫に今でも愛されていると思い込んでいました。
子育てが大変になってきて日頃ぶつかることが多くなったなぁとは思っていたのですが
そんなの周りの夫婦も似たような感じだったし全く気にも留めていませんでした。

夫も中年に差し掛かり短気になってきたなぁ、くらいにしか思っておらず。。。

なので元夫に裏切られた思いが強いし憎しみとか恨みの感情が
ゼロかと言われるとウソです。

だけど私はとにもかくにも子供の事を最優先ですべてを考えています!
離婚してしまったけれど、元夫と友好に共同養育することが
この子たちのために出来ること
なんです。

これはほんっとうに人間力を試される!!

今ではもう本来の自分を取り戻して前向きに明るくやっている私ですが
ここに至るまではひどく荒れているときもありました。(苦笑)

人を許す心とか、自分がコントロールできないもの(相手の気持ちや態度)は
どうしようもないとか、それまで意識したことが無いような
ものの見方について学びました。

お坊さんの教えも読んだし、キリスト教会に通って人生について
自分という人間について根本から考え直しましたね。

正直に言うと、私はもともと人生を少し舐めていたというか、
さほど苦労してこない人生を送っていたので
少し調子に乗っていたところもあったと思います。

離婚という人生の危機を経験することで私は謙虚になったと思います。

私を支えてくれる家族や友人、同僚たちに感謝の気持ちが非常に大きくなりました。

この半年くらいは一日一日を大事に感謝する気持ちで過ごしてきました。
そうすると、あれだけ憎かった元夫に対しても、ちょっとだけ、
同情心のような、憐れむ気持ちも出てきました。

出会ってから結婚生活の期間を通して15年間一緒にいた人ですから。

だから、彼が機嫌が悪い時に酷い言われ方をすることがいまだにあるんですが
私はサラリとかわして反撃は一切しません。
あくまでビジネスライクに丁寧に接します。

そうすると、元夫も徐々に同じように私に接してくるようになってきました。

離婚してまだ間もないので手探り状態の部分も多いです。

だけど、なんだか自分が器の大きい人間のように思えて少し自分が好きになれます