独身の時は何となく自分がお金を管理していた人が大半だと思います。

でも結婚したらちゃんと管理しなくちゃなぁとは思っていても具体的にどうしたらいいか想像できないのが普通かと思います。

だけど国際結婚の場合、しかも相手の国に移住ならその国でどうやってお金を管理したらいいのか右も左もわからない状態

さいしょは彼に丸投げでいいかって思うかもしれませんが彼がお金の管理にどれだけ長けているでしょうか?

それに、彼一人に任せるのではなく長い結婚生活においては夫婦で協力して短期的・長期的な計画をすることが非常に大事

お金のトラブルは離婚の理由としてトップ3に入ります。

離婚をした私の話なのですが、元夫はお金の管理に長けている人でした。
本人がそう言うからそのまま信じていたんですよね。(笑)

13年間の結婚生活の間、裏切られることはなく確かにしっかりと管理してくれていました。
なので私はさいしょから彼にお金の事は丸投げで、自分が稼いだお金がどう使われているかも理解していませんでした。

ですが、いざ離婚することになったとき。

彼に13年間お金の管理を丸投げしてきたことが凶と出たんです!(泣)

離婚の場合、カリフォルニア州の法律では資産も負債も折半となりますが、折半の対象にならないものもあるんですね。
二人の資産と負債を具体的な数値で把握していなかった私には、彼が正直に全てを提示しているかどうかは知る由が無いんです。

たとえば彼の隠し資産があったとしても、高い弁護士代を払わない限り私には分かりません。

だからこそ、私はあなたがお金にスマートになってもらいたいと心の底から思っているんです。
長い人生本当に何が起こるか分かりませんからね。

先ずはあなたがしっかりと正しい『お金の管理』について理解しておくことが非常に大切なんですね。

アメリカに住むために知っておくべき項目を挙げます。

基本

純資産は?

純資産とは、現金や資産(持ち家、車、家具など)、銀行口座の残高、その他の資産(=投資額-負債額)のこと。

たとえば持ち家の純資産を計算するには、現時点での資産価値-ローン額ですね。

予算

毎月の予算を決めるのはとても大事です。
予算には何を含めるのかを明確にしましょう。

先ずは毎月の必要な生活費
住居費、電気ガス水道代、電話代、食費、etc.

次に、支払いが義務の金額(クレジットカード負債やローン、目指す毎月の貯蓄額など)。

最後にその他の支出(娯楽費、旅費、外食費、付き合い費など)です。

貯金

緊急用資金

アメリカではおよそ3~6か月分の生活費をいざという時のために蓄えておくように言われています。

こちらではいきなり職を失うことがあったりしますからね。。
怪我をして働けなくなったり、大きな病気にかかって医療費の出費が増えたり、家の予定外の補修や車の故障自体にも備えるためです。

短気用貯金

1~2年の期間を見ていつでも引き出せる資金を普通預金口座に蓄えましょう。
アメリカ全体で平均0.6%と金利は低いですが、資金の流動性が大事。

MMA(money market account)

金融市場預金口座のことで米国の銀行およびS&L組合(貯蓄貸付組合)が証券業界のMMFに対抗するために1982年12月に創設した高利回り金融商品口座のことです。最低必要残高は2500ドル(1986年1月以降撤廃)で銀行は最長1ヶ月の高利回りを預金者に保証し、預金者は月3回以内の小切手振出しまたは他口座への振替えができます。

 

2~10年後用の貯金

1~2年分だったら普通預金よりも若干金利が良いCD(Certificate of Deposit)が良いでしょう。
これは日本語では譲渡性預金といって、銀行の定期預金の一つ。
銀行が無記名の預金証書を発行する特別の定期預金をいい、預金者がこれを金融市場で自由に譲渡できる。

10年先くらいを見る場合は、株式投資や債券を検討してみてもいいでしょう。
但し、株価は短期間で下落する時も当然あるので、長期的な投資と心得ましょう。

クレジット/信用度(格付け)

クレジットCreditというのはアメリカで生活を送るには必要不可欠なもので、簡単に言うと、その人の支払い信用度。

クレジットヒストリーは過去の支払い履歴ですが、どれだけきちんと支払ってきたかによりクレジットスコアが良くなります。

良いクレジットスコアは大きなローンを組むことができたり、クレジットカード限度額も上がりますが、悪いクレジットスコアだとその反対でローンを組んで家や車を買えなかったり、アパートを借りれなかったり、クレジットカードを持てなかったりします。

アメリカに移住したばかりの時はクレジットヒストリーは無いので、結婚相手とジョイントでアカウントに入れてもらえば数カ月後からあなたにもクレジットヒストリーは出来ます。

彼のクレジットスコアを知るのは大事かもしれません。
仮にクレジットスコアが悪い場合、良くするまでに年単位の時間が掛かりますので注意してくださいね。

先ずはクレジットカードの支払期日にはきちんと支払うことがクレジットスコアを上げるコツです。

負債

現在の負債額をしっかりと把握しましょう。
(学生ローン、車のローン、住宅ローン、クレジットカード負債など)

そして、それぞれの金利もきちんと把握しましょう。

最後に、それぞれ支払いが終了するまでの月額負担額をしっかりと計算します。

投資

アメリカ人は投資が好きなんですよね~。
日本人はバブル期までは銀行に貯金していればある程度の利息が付いてが増えて行ってましたが、そんな時代はとっくに終わってますよね。

投資素人の日本人にとってはハードルは高い気がしますが、きちんと学べば決して難しい事ではありません。

アメリカは教育費も医療費も高く、将来の老後資金は自分で貯めないといけないので、しっかりと投資も資産運用に組み込んでいく必要があります。

どんなものがあるかを先ずは学んで、出来るところからやっていきましょう。

株式(Stock)と証券(Bond)の違いは?

株式(Stock)とは、株式会社が資金調達のために発行する証券のこと。
株主になれば、色々な権利(配当など)を受けることができ、株価が上がり持ち株を売れば利益を得ることができます。

リスクは高いが儲ける可能性あり。

証券(Bond)とは、財産権を表章する証券で,その権利の移転・行使に原則として証券が必要なもの。手形・小切手・株券・債券・船荷証券・倉庫証券・貨物引換証・商品券の類。

その会社が健在な限り投資リスクというのは少ない。
証券を買う前に”AAA”や”AA”といった高い信用度のグレードか調べよう。

ミューチュアルファンド(Mutual Funds)と為替取引ファンド(Exchange-Traded Funds)の違いは?

ミューチュアルファンド(Mutual Funds)とは、複数の投資家が資金を提供し共同で運用を行う投資信託のこと。

ファンドの運用目的のために設立された投資会社に出資する形式となっており、投資家はその株式を買うことによって株主としてファンドに投資することになります。

為替取引ファンド(Exchange-Traded Funds)ETFとは、株と同じように市場で売買され、ETFの値段はいつも時価で、売り買いは一日にいつでも出来るもの。投資下限額がない、手数料はミューチュアルファンドと比較して1/3も低いなどのメリットがある。

老後資金

401(k)ってなに?

勤め先の会社が従業員を対象にした確定拠出個人年金制度。
会社の従業員が給与の一部を拠出金として、税引き前の額を401k口座に預けておけるというもの。

2017年は一人$18,000まで預けられる。

企業が拠出金の一部分と同額を出してくれる(Matching。%は企業により異なる)ので利用価値あり。
また、資金を引き出すまで運用益にかかるはずの税金がかからない。

IRA(Individual Retirement Arrangements)ってなに?

リタイヤメントのための積み立てプランのことで、401(k)と並んで、老後資金のためによく使われる。
401(k)のように雇用主とは関係なく、銀行口座のように個人が自分で開くもの。

老後資金は緊急用資金の次に大切と言われていますのでしっかりと積み立てしましょう。

医療保険

アメリカは日本のように国民健康保険制度がないので、民間保険に加入するのですが、医療費も、医療保険の掛け金も高額です。

ご主人が勤める会社が福利厚生として提供する保険プランを比較してよく選びましょう。

個人で民間保険に加入する場合は、家族分で年間100万円以上掛かるそうです。。

HMOとPPOの違い

アメリカの医療保険はHMOとPPOの二種類です。

HMOとは、どんな病気やケガでもまずは主治医を受診する必要があります。
主治医が症状に応じて保険が使える専門医を紹介してくれます。

PPOとは、加入する保険のネットワーク内の病院から選びます。
保険会社が指定した病院に通院することによって保険が適用されます。

不動産

移民の国アメリカは人口の増加に伴い、不動産の価値は上がるものと考えられています。

中古物件でも場所が良いのとメインテナンスがちゃんとされていれば、市場価値は上がっていきます。

一軒家、アパート、コンドミニアム、タウンハウス、と色々なタイプがありますが、どこの場所にどんなタイプの家を購入するかは、将来の家族形成によっても変わってくるでしょう。

また、どれだけ不動産にお金を掛けられるかもしっかり考えないといけません。
通常は無理なく生活するために、税引き前の世帯収入の30%を超えないようにと言われています。

まとめ

こう見ると圧倒されますよね?
こんなにお金の管理って複雑なんだぁって・・・

独身の時はお給料の中から生活費を捻出して、最低限の貯金をしていたという人が多いと思いますが、年齢が上がってくるにつれて将来を見据えた計画は大事だし、結婚して家族を持つとなると、しっかりと計画をすることが家族にとっての安心を買います。

日本だと奥さんが家計を管理するというのが一般的だと思いますが、アメリカでは旦那のほうが家計管理をするケースが多いです。

逆に外国の事だからと言って何も知らずに旦那に完全に任せていると超・危険
是非ともここは自分のために、家族のために頑張って下さいね。