体験談のご紹介

アメリカ人男性と以前結婚されていた方の体験談をご紹介します。

離婚の原因~互いの国の違いが理解し合えなかったこと

まだ私が20代の頃にアメリカ人の男性と結婚しました。
日本語が堪能な人で、私の両親ともすぐに仲良くなりました。

食事はできるだけ彼の好きなものを選ぶようにして、和食だけとか、洋食だけにこだわらないようにしていました。

彼な日本食がとても好きで、意外なことに納豆や塩辛は平気なのです。
ですが、海苔だけは苦手らしく、のり巻きを作ったら海苔だけ剥がして欲しいと言われたんです。

文化も習慣も違う人と生活をするのは、大変でしたが、楽しくもありました。
ですが分かり合えないこともあるのです。

ある日、番組の特集でアメリカで起きた事件のことが取り上げられていました。
本当は無罪なのに、陪審員の判断で有罪となってしまった男性の話で、私にはいまいち納得ができませんでした。

なぜ、陪審員だけで有罪か無罪かを判断するのか。あまりにも責任が重たいと私が言うと、彼は法律的なことは裁判官が判断するし、一般市民だって参加する必要性があると言いました。

そのことで、私と彼は言い合いになってしまい、しばらくは口も聞きませんでした。
そして、彼もまた日本の法律や取り締まりは甘いと批判的な言葉を言うようになり段々と2人の距離は広まっていきました

アメリカと日本では、歴史も法律も違うため仕方がないのですが、そういった口論が日に日にひどくなってきました。

そして物事の考え方や価値観が合わないということにも気がついていきました。

ニュースやドラマを観ても、話題のほとんどが日本とアメリカの違いでした。
私は、やはり日本を庇いたいですし、彼もまたアメリカを擁護したのです。

それは、愛国心からくるものですが、これでは夫婦の会話ではありません。

また、彼は日本語は堪能ですが、すべてを理解しているわけではありません。

私の親戚が集まっているところに行くと、なりの孤独を感じたそうです。
親戚のなかには、外国人である彼が珍しいらしく、ジロジロと見る人もいました。
そういったことも彼には不満だったらしいのです。
まるで、無人島みたいだと言っていました。
人は大勢いるのに、自分だけが一人だという感覚に、彼は耐えられなかったのです。

そして半年後。私たちは離婚をすることになりました。
彼はアメリカの方に帰ってしまいました。

もし、夫婦の話題が個人的なものばかりだったら、きっとうまくいったろうなと思います。

国際結婚をした時には、互いに相手の国の法律や歴史にはあまり触れない方が良いということがわかりました。

まとめ

日本語ができる外国人や、日本好きだと言う外国人と結婚するケースが多いですが、日々の生活を共に送ると本当の意味で理解し合えているかというところが鍵になってくるということですね。