体験談のご紹介

フランス人と結婚して10年以上の40代女性の方の体験談です。

喧嘩の原因は文化とことばの違い

夫とは国籍以上に何もかも正反対なところが多く(私は文系で夫は理系…など)「何で結婚したの?」と思われることが多いです。

まあ正反対の者ほど惹かれる等と言いますのでそういう要素があるのかもしれません。
紆余曲折ありましたが、周囲の国際結婚組・同期の結婚組がどんどん離婚していく中で不思議とサバイバルしております。

そういった私たちですが、最も喧嘩の火種になりやすいのは、文化と言語的な部分です。
私は仏語が話せますが夫は10年以上日本語を勉強しているのにも関わらずほとんど話せません。

ものすごく古臭いメソッドを繰り返し利用し、私に細かいところを振って来ては「このメソッドはよくない、君の教え方も良くない」と文句ばかり言います。

辞書を買ってと言い続けていますが、買いません(何で…?)。
自分で意味を調べないので語彙が増えず、また時代遅れのメソッドなので話し方もものすごく変なのです。

何をどうしたらそうなるのかと思えるくらいに発音がおかしいので、話を振られても本当に何を言っているのかわからず、首を傾げると「やっぱり僕が日本語を話すのが嫌なんだろう」とすねる始末。

このようにいつまでも進歩なく過ごしているので当然日本語メディアや日本文化に踏み入ることはできず、私の考え方についても「理解できないよ」でおしまいになることがしょっちゅうです。

私は郷に入っては郷に従えを地で行っているので、自分の理解不能なフランス文化に対しても極力理解し受け入れようと努力をしているのですが、日本に暮らしたことのない夫は「そこまでする必要がない」と思っているのでしょう。

ごくたまに日本へ一時帰国する際は、完全にバカンスで私が無料通訳です。

私と日本の家族との会話を聞いていて、勝手に解釈して「馬鹿にしているのか!」と怒ってしまい、ずっとすねていたこともありました。
(全く別の事を話していたのですが…)これで外国人としての立場を少し理解してくれるかと思えば、そんな事は全くないのです。

どういった規模の喧嘩であっても私が折れて謝る形で終了します。

やはり私は日本人ですから「実はこうして折れて受け入れている私の方が勝ち」という非常にしたたかな思いでいられるからです。

結婚は生活苦に対するチームプレイですから、このくらいの腹黒さがなければ、立場的に弱いものが潰されてしまうだけでしょう。

外国人配偶者という自分の立場を理解し「生き延びて老後は日本」という目標を持ったあたりから少し結婚生活が楽になりました。

まとめ

なかなか大変そうなご様子ですが。(苦笑)
ある意味長年結婚生活を送るためには、自分の中で上手に折り合いを付けていくことなのかもしれませんね。

自分ばかりが我慢する立場だといずれ限界が来ると思うので、二人が協力して前向きに進む結婚生活が理想ですね。