
結婚をして何年も経つと夫婦で一緒に生活していることを特別意識しなくなりますよね。
お互いが空気みたいになってくるというか。。
国際結婚でもそれは全く同じです。
が、これを知ってると知らないとでは夫婦の幸せ度が大きく変わってきます!
気付いたら夫婦の形が変わってきた!
私は国際結婚をしてアメリカに移住したのが15年前。
思えばあっという間の15年でした。
去年は離婚が決まり散々でしたが、今年になって気持ちが吹っ切れてからようやく結婚していた頃の写真に目を通すことができるようになりました。
自分ではそんなに変わってないと思っていても15年前はさすがに若かったー。(笑)
そして、写真から見て取れる夫婦の雰囲気が随分ここ近年と違っていたんだなぁと気づくこともできました。
写真ってある意味正直ですね。(苦笑)
当時の自分の気持ちなども蘇るものがありあの頃の純粋な気持ちはいつの間に消えてしまったんだろうと。
結婚初期って何をしても楽しいですよね。
アメリカでは何をするのも夫婦で一緒にというスタイルですから離れている時間は仕事に行っている時ぐらいで、それ以外の行動は全部一緒。
夫婦二人だけだと時間もたっぷりあるし、日本と違って夕方には仕事を終えて家にいるし、週末に買い物したり友達と会うのも夫婦揃ってだし。
お互いに別々のお友達と出かけたりすることはごくたまにする程度。
それがここ近年だと、仕事が終わって家に帰ったら子供のお世話と家事に追われ、週末は夫婦手分けして子供を習い事に連れて行ったり、遊びに連れて行ったり。
買い物は子供を連れていくと大変だから、夫婦のどちらかが子供の面倒を見てもう一方が買い物に行っていました。
両方の実家が遠方だったために子供を気軽に預けられる身内はおらず、しかも私は普段フルタイムで仕事をしているからせっかくの週末くらい子供たちと一緒にいたかったのです。
何よりも休日に子供を置いていく事は、子供に対して罪悪感を持ってしまうからです。
子供中心の考え方こそが夫婦の危機を招いた原因でした。
欧米人は夫婦だけの時間を非常に大事にするのです。
夫婦はいつまでも恋人
子供が出来て、確かに私は愛情をかける対象が子供にシフトしたんだと思います。
それ以降、夫は私の正面に向き合う人ではなく横に並んで立っているイメージ。
それが子供が出来てからの夫婦の形だと信じていました。
私は日本で生まれ育ち、父親は仕事に行き、母親は専業主婦という典型的な日本人の両親の元に育ちました。
父親は週末はゴルフか付き合いで外出し、家にいるときは家族で過ごすという形態。
ですので、家族というのは同じ家で生活を共にし家族でたまに外食したり遊びに行ったり旅行に行き、普段は外でそれぞれの付き合いがあるものだ、と思っていました。
これは日本やアジア諸国では典型的な家族の姿ですが欧米では通用しないのです。
元アナウンサーでパリ在住の中村江里子さんが夫婦デートの重要性を話されています。
子供が三人いて忙しい生活を送る中、たとえ短時間でも夫と土曜日デートを続けていたり夫婦だけで小旅行に出かけたり。
夫婦水入らずでお互いの気持ちに寄り添うような恋人時代と変わらない会話をする時間は幸せな結婚生活には不可欠なんです。
これぞ国際結婚する人には知ってもらいたい夫婦円満の秘訣です。
我が家の場合、元夫からはそういう時間が欲しいなどと言うリクエストは無かったんです。
本人自信もそういう時間が必要だと深く考えてなかったはず。
ですが、元夫は日常生活で私に対してイライラしたり不満を感じるようになったのは、夫婦としての絆が薄れていたからです。
逆に夫婦の絆が強く深い愛情でつながっていると相手に寛大になれるものなのです。
時すでに遅しですが、もし時計の針を戻せるならば。。。
2人目の子供が出来て私の産後の体調が回復してから、子供たちを人に預けて夫婦だけで2週間に一回は半日間デートをします。
ビーチに行ったり、アウトドアが好きな夫に付き合ってハイキングをしたり、映画&レストランに行ったり、カップル向けのスパに行ったりと。
幸せな結婚生活というのは結婚前も後も変わらずカップルであり続けるという「努力」が大事なのです。
夫婦円満の秘訣のまとめ
ご自身を振り返ってみてどうですか?
ご主人のことをちゃんと構ってあげていますか?
本来どうして結婚したのかを思い出して、初心にかえって是非とも夫婦デートを上手に日常生活の中に取り入れて下さいね。
欧米人と国際結婚する方は特にですよ!