
国際結婚組の夫婦喧嘩は危険信号?
大好きな外国人の彼氏と晴れて国際結婚したときは海外での楽しい結婚生活をイメージしていたはず。
新婚の頃は同居することでお互いの様々な違いが表に出て、実は結構喧嘩することも少なくありません。ある意味それが夫婦としての調整期間という感じですね。2年目にもなればお互いに慣れて、落ち着くパターンが多いです。
ですが、そういった初期の調整期間ではなくて、長年一緒に居る間にだけどなんか最近喧嘩が多いかも?もしくはいつも同じような喧嘩をしてる気が?ということはありませんか?
別々の家庭で育った他人同士だし、ましてや相手は異国出身で文化も考え方も違うことが多いし喧嘩するのは当たり前。
喧嘩をすることでお互いの理解が深まるってのもあるし、仕方ないと割り切ろう。と思っていませんか?
だけどお互いに自分の意見を相手にぶつけるような『喧嘩』はやめるべきですね。なぜなら喧嘩をしても夫婦の根本的な問題は全く解決しないんです。
夫婦喧嘩しても意味が無い理由
夫婦はなぜ喧嘩をしてしまうんでしょう? 自分が正しい事を主張して相手が間違っていることを認めさせたい? 怒りの感情を相手にぶつけるのは一時的に爽快感がありますよね。
一番身近な存在なだけに自分の考え方を理解してもらいたいし、そうすることでお互いにもっと理解しあって関係がどんどん良くなる。 そう理屈で思うかもしれませんが喧嘩=感情が入った言い合いはなんの良い物も生み出しません。それどころかお互いに嫌な気分になるだけ。
これが赤の他人で二度と顔を合わせない相手だったりしたら気分爽快になって終わるかもしれませんが、夫婦の場合は破壊的な行為となります。ですが、感情を相手にぶつけない
です。その時に相手の意見もちゃんと聞いて、お互いに相手を尊重して理解し合う努力をするべき。そうすることでお互いとってのかけがえのないパートナーシップが構築されていくことでしょう。私たちの喧嘩パターンと解決例
私も結婚当初は元夫とよく喧嘩をしていました。たとえばお金の使い方について。
私が自分の洋服や化粧品を買ったり、ちょっと高めのスーパーで食料品を買うと、元夫はブツブツ文句を言うのですが、私はそんなことで文句を言われることが許せなくて言い返すと彼もその上にわをかけて反撃!
私:「大した贅沢をしてるわけじゃないわよ。私だってOLしてた時にためたお金があるのになんで文句言われなくちゃいけないのよ!」
夫:「独身の頃と同じお金の使い方ができると思ってるのか?!」
とどんどん喧嘩はエスカレートするばかり!
なんの結論にも至らずお互いにプンっとそっぽを向いて、そんな日は別室で寝るのでした。
が、当初はお互いに大好きな気持ちがあったので、必ずどっちかが折れて「ごめんね~」と誤って喧嘩は終了。
このパターンの喧嘩が本当に多かったので、私たちの解決策は毎月お互いに自由に使える額を決めて、その額内の時は相手に相談せずに買い物ができるというルールを作りました。 そうすることでお互いにストレスが無くなり、お金のことでぶつかることが大幅に減りました。
夫婦喧嘩の解決法~6ステップ~
相手のことを受け入れ、理解し、自分も変わること
自分と違うタイプに惹かれて付き合うことは良くありますね。
ですが結婚してしばらくたつと、その魅力に感じていた気持ちも冷めて、逆にその違いのせいで小さいことから大きいことまで揉めることが出てくるもの。
歯磨き粉のチューブの絞り方なんていう小さいレベルから、お金の管理の仕方や子供のしつけ方まで。。。
人は十人十色だということを改めて理解して相手のことを受け止めて理解しようとすること。
そして相手にだけ変化を求める一方的な考え方じゃなくて自分も変わることを努力すること。
国際結婚組は特にその違いは大きいことがたくさんあるため、お互いにそれをはじめから意識して努力することは必須ですね。
わがままにならない
結婚をする大きな学びの一つに、自己中、わがままにならない大人へ成長できることです。
赤の他人と強調するということは永遠に難しいテーマですが、結婚とはそういうもの。
相手を愛するということは、自分の望みよりも相手の望みを優先にするというくらいの心構えが必要とのことです。
それは我慢ということではなくて、そうすることが自分の喜びとお互いに思えることが相思相愛ということなんでしょうね。
かなりレベル高いですが!(> <)
問題解決を積極的に追求する
相手に責められたり、理不尽な言われ方をされるとかッとなったり、非常に気分が悪くなりますよね。
そこで自分の怒りや満足心を優先にしてしまうと問題解決につながりません。
ここは自分の感情をぐっと抑えて、自分から積極的に問題自体をポジティブに解決しようとアクションを起こすこと。
冷静に話し合いをする姿勢を常に持って、その場から逃げないということです。
夫婦関係は常に「今」を大事にして。
愛情をもって忠告する
相手の間違いを指摘する時、相手を否定したり気分を害する言い方をしても相手は拒否するだけ。
夫婦の間でそれをやってしまうと関係が良くなるどころか悪くなってしまいます。
相手がバタバタしている時や疲れている時は避けて落ち着いている状態の時に、優しい言い方で注意すること。
相手の人格を指摘するのではなくて、その行為そのものがどう間違っているかという風に話すこと。
そして相手の話を聞くこと。
相手を許す
結婚生活が長くなると間違いを起こすことも正直あります。
良くあるのが浮気とか、借金とか。
カッとなって許せなくなるのは人間ですから当たり前。
その後に裏切られた方は相手を以前のように信じられなくなるものです。
でも、夫婦になったんですから、一度は相手の過ちを許すということを頑張ってみましょう。
ただし相手もその過ちを反省して、オープンにお互いに会話をし続けることがとても重要です。
これは誰でも出来ることではないかもしれないし、過ちを犯した側が猛反省して変わらなければ結果的に結婚は破綻してしまいます。
ですが結婚するということは、相手を許すという覚悟をすることくらい重みがあるものなんですよ。
なので頑張ってみることは大事だと思います。
非難されたら上手にかわす
相手に責められたら腹が立って言い返したくなりますよ、普通。
自分は何も悪いことしたつもりないのになんで自分が言われなくちゃならないのって思います。
ですがその腹立つ感情をそのまま相手にぶつけて言い返すのではなく、
上手にかわすことを学べばいいのです。
穏やかに優しい言葉を少し言ってからその場を去ってもいいし、とにかくそこで言い返さないことです。
お互いに冷静になったら、上記にある方法で冷静に話し合って最後はハグしたりキスしたりのスキンシップを取って
愛情を伝えること。
まとめ
いかがでしたでしょうか?結婚ってこんなにも難しいものなんだとつくづく思いますよね。
喧嘩は夫婦関係にとっては破壊的な行為なので、夫に対していっぱいいっぱい言いたいことがあっても、決して感情をぶつけないでくださいね。
夫が感情的に言ってきてもそれを上手にかわすこと!
あなたが彼の考え方を尊重しているという姿勢を示せば、彼も落ち着いて話し合う姿勢になってくれますから。
お互いに思いやれる素敵なカップルを目指してくださいね♪