どこの国に住んでいても嫌な点はあるものです。

アメリカに長年生活していると最初は新鮮に感じている事でも段々と嫌になってきたことがあります。

だからと言ってここにはもう居たくない!と思うほどではないのですが、やはりこれを事前に知ってると知っていないとでは心構えは変わってきます。

以下私が嫌だと思っている点を厳選しました。

マナーが悪い

私が最初に気になったのは、物を投げる習慣!

日本人は人に物を渡すときに絶対に投げて渡さないですよね。
それをこっちの人たちは割とポンっと物を投げるんです。

こちらで就職して間もない頃、アメリカ人に名刺をテーブルの向こうから軽く投げて渡された時はおっどろきました。
普通に立派なハイテク業界で活躍してる優秀なサラリーマンだったんですが。

東京でOLだった私は新入社員研修で、小さな名刺を両手で相手に見えるように見せながらお辞儀をして丁寧に手渡すって習ったのに!

この時のショックはかなり大きかったです。『え??今何が起こった??』っていう。

後にアメリカではそれが失礼なマナーでは無いと知ったんですが、これは日本人としてはどうしても受け入れられません。
ここは日本流に、私の子供たちには物を丁寧に渡すように教えています。

必ずしもアメリカの常識は世界で通用しないっていう良い例ですね・・・

サービスや品物の質が悪い

たとえば何かと家のトラブルで業者を呼ぶときに、約束時間通りに来たことはほとんどありません。
もうその常識に慣れた今は、約束時間の2時間くらいは余裕を見てます。

家の中を見渡しても、一般市民が使うような品物は作りがいかにも安物っぽいです。
キャビネットも直ぐにドアのヒンジが緩むし、クローゼットも簡単に作られてるし。

洋服なんかも薄っぺらい安物素材をいい歳した大人が普通に着ていたりします。

もちろんアメリカでもお金を出せば良い物は非常に質が良いんです。

日本は標準的な物の品質レベルが高いのでその差は大きいですね。

やたらお祝い好き

アメリカ人は本当に何かと理由を付けてはお祝い、お祝い

クリスマスや感謝祭はもちろん、バレンタインデー、スーパーボールサンデー、セントパトリックスデー、イースター、独立記念日、ニューイヤーなどなど。
そういう時は人を呼んでホームパーティーをしたりイベントに参加したりっていう。

学校でも会社でもそれにかこつけて、テーマに合ったものを手作りして学校に持ってかないと行けなかったり、服装もそれに合わせたり。
ハロウィーンなんかはコスチュームコンテストなるものを会社でもやってます。

お祝いは皆で盛り上がって楽しい反面、参加しなくてはならないというプレッシャーみたいなものも感じます。
逆にお祝いの輪の中に入っていないと、かなりの孤独感に見舞われます。

さいしょの頃は楽しかったんですが、あまりにも毎年同じパターンなので最近は「またか・・・」とちょっと疲れている自分がいます。

社交上手じゃないとなかなか厳しい社会かもしれません。

弱肉強食の社会

世界最大の経済大国アメリカの所得格差がすさまじい事を表す事実は以下の通り。

  • 上位1%の富裕層がUSの40%以上の金融資産を持ち、上位20%で90%以上を占める
  • アメリカ人の半分は年収300万円以下
  • アメリカは先進国の中で最も相対的貧困率が高い

中間層にとっても、高い税金と高い医療費により決して楽ではない厳しい社会です。

皆に平等にチャンスは与えられるという一面はありますが、実はものすごい学歴社会でもあるため、組織の上に登りつめることははかなり厳しかったり、人脈がものをいうので、世渡り上手じゃないといわゆる『勝ち組』に入れない側面も。

雇用の保証がなく職を失う可能性は誰でもあり、ある程度打たれ強くてタフじゃないと、いったん落ちこぼれるとなかなか這い上がるのが難しい社会です。

医療費が高過ぎ

これはアメリカで生活する身としては最も恐ろしい現実ですが医療費が異常に高いんです。

例えばこんな感じ。

  • 出産費用 150万円
  • 子宮筋腫の治療費 日帰り外来手術 100万円以上
  • 虫歯の治療 2本で13万円
  • 盲腸手術1日入院 ニューヨークの場合の平均額 243万円

アメリカでは民間の医療保険に加入しなくてはならず、保険プランによってカバーされる額や内容が違ってきます。

医療保険への加入は個人の自由だが、保険費用が高額なため、国民の6人に1人が医療保険に入れない状態保険に加入できない低所得者は軽い病気程度では病院には行けません。

アメリカの破産する人の6割は医療費が原因という情報もあります。

まとめ

いかがでしたか?

ますますアメリカが嫌になってしまったらごめんなさいね。。

厳しい面もしっかり理解しつつ、若いうちからいっぱい勉強をして将来に備えるというスタンスで行けばきっと大丈夫。

私も頑張ります!