
国際結婚で海外に移住した女性たちは、気付けば落ち込む状態が続いていつの間にか鬱(うつ)になってしまう人もいます。
以下が国際結婚で良くある鬱病になった人の症状です。
- 人と会いたくなくなる
- 英語を話すのが億劫になる
- 家に引きこもる
- ため息ばかりつく
- 何にもやる気が起きない
- 家の片付けができない
- 身ぎれいでいられずだらしなくなる
- おしゃべり相手がいなくなる
- 夫婦で結婚生活が楽しくなくなる
- 毎日泣く
そうなってしまわないために国際結婚をする前に以下のことをしっかりと意識しましょう。
結婚後の自分の目標を決めること
彼との結婚がその後の人生のスタート!
彼の国に住んだらあなたは何をするつもりですか?
仕事を見つける?何の仕事をどうやって探す?何ができる?
英語の勉強をする?その場合はアダルトスクールのESLに通う?
学校に入って専門的な勉強をする?どんな学校でどうやって入学?その先はどんな仕事に就く?
ボランティアをする?何のボランティア?
そこが曖昧だと非常に危険です。
ちゃんと目標を見つけて自分の居場所を探すのが非常に大切です。
子供ができたら家庭に入るかどうかなどはまた別の議論になってきます。
こちらの記事も是非参考にしてみてください⇒ アメリカで仕事探しか専業主婦になるか
実際に子供が直ぐに出来る保証はないし「もし出来たら」という仮説で考えるべきで、子供がいるいないに関係なく自分ができることを先ずは見つけましょう。
外とのつながりを持つこと
人間は社会の中の生き物なので、社会とつながりが大事です。
旦那の家族や友人知人に加えて、自分自身の友人知人も新たに見つけましょう。
地元に日本人コミュニティがあればその中に入ってみたり、日本人じゃなくても大丈夫であれば、地元の様々なコミュニティを見つけてみてください。
私はMeetupいう様々なグループに参加して色んなイベントに参加しています。
ご近所に興味があるグループがあるかどうか探してみてくださいね。
あとはインターネット上で色んなコミュニティに入ってみるのも良いと思います。
バーチャルな世界でも人との関わり合いは今の時代とても有効です。
国際結婚した人は多くが同じ思いをしている
ネット上には同じような悩みを抱えている人がたくさんいます。
どこの国のどんな街にいても根本的には国際結婚の悩みは共通していると思います。
だから自分は特別変だなんて思わないこと。
決して自分を責めたり出来ない人間だなどとは思ってはいけません。
あなたの夫が、あなたが彼の国に来てくれたことを感謝すべきなんですよ。
普段から気分転換を心掛ける
夜はウツウツとマイナスな事を考えてしまいがち。
夜は難しい事は考えることは一切止めましょう。
朝早く起きて家の空気を入れ替えてください。
家の中は常に奇麗にして明るい雰囲気を作りましょう。
ちゃっちゃっとやることをテンポよくこなしましょう。
毎日必ず外出しましょう。
気分が乗る音楽をかけたり、体にいい物を食べたりも効果的です。
ふと考え事をたくなったら日中のまだ日が高い時間帯に30分だけとか時間を決めましょう。
まとめ
国際結婚について少し心配になってきましたか?
心のケアってとっても大事なんですよね。
若い頃は考えもしなかったことですが、長い人生にはストレスが掛かることはたくさんあります。
私は結婚してさいしょの3年目に酷いホームシックになり落ち込みました。
上記のような症状が少しずつ出てきている状態。
自分でもこれではいけないと一旦日本に一か月間帰省して、今後の人生をどうしようかじっくりと考えました。
心が元気になって冷静に色々と考えることができたのですが、夫とアメリカから離れることで整理して物事を考えることができ、もう一度彼との結婚生活を頑張ろうと決心できました。
そこで吹っ切れたのか、全てを無理して頑張らなくても何とかなるだろうと思えるようになり、そうすると色んな物事がうまく回りだしました。
ですが、それはたまたま私がラッキーだった面もあったと思います。
周りは日本人が多く住む地域で、頼れる人が何人か身近に居たことが大きかったです。
なのでどんな方向に進むにせよ、それはあなたの人生だから誰も言う権利はないし、あなたがベストだと思う選択をその時その時ですればいいのです。
どの選択も正しいわけでも間違ってるわけでもないので。
実際に、あの時点では正しいと思って選択した私ですが、そこから10年後に離婚することになりましたし。
だけどあの当時の選択自体は後悔していないしあれがベストだったと今でも思えています。
人生どっちにころんでも大丈夫だと安心して堂々と今日を前向きに生きましょう!