人が世界中を自由に行き来する時代、国際結婚自体は特別ではなくなりましたよね。
せっかく出会って恋に落ちた相手なら、たとえ外国人であっても一緒になりたいと思うもの。

でも、国際結婚は楽しそうな反面厳しい現実があることをちゃんと理解するべき。

私は14年前に国際結婚を機にアメリカに移住しました。
残念なことに昨年離婚をしたわけですが、まさか自分が離婚をすることになるなんて
全く想像すらしていませんでした。

離婚というのはDVや借金などの致命的な問題が無ければ
あり得ないと思い込んでいたんです。

でも元夫にある日突然離婚宣言をされたのです。
青天の霹靂。

その時になって初めて、離婚というのは片方の意思が固まっていたら
できるものだと知ったのです。

何年にも掛けて関係が悪くなって『あ~もうだめだなぁ』と自分でも思っていたなら
心と生活の準備ができていたでしょう。

ですが、私は夫との結婚生活が問題があるなんて全く思ってなかったんです。。
共働きで、手の掛かる二人の小さい子達の子育てをこなし、近くに親や親戚はいなくて
確かにストレスフルな生活を送っていました。

そんな日々の中、夫の心の状態なんて、はっきり言って知ろうなんてしませんでした。
夫は最後の数年間、一人で不満に思って耐えていたと言ったんです。

なので、離婚は避けられないと悟ったとき、
子供たちの事、生活の事、お金の事などの巨大な不安感が襲ってきて
私は発作を起こしました。

胸が痛くなって呼吸困難になったのです。

一週間全く寝られなくなりました。

国際結婚で海外移住していたからこそ不安感が通常の何倍にもなったのです。

なので、私は国際結婚する人たちに口を酸っぱくしてお伝えしたいんです。

『もしも』国際離婚することになった時のこと、もしくは
旦那さんが急に病気になってしまったり事故で亡くなってしまうことを想定して
自分はどうするかをしっかりと考えましょう。

突然夫がいなくなることを想定する

日常の生活を送っていると、まさかのことを考えるなんて普通の人はしないものです。

この日常が普通に続くと心の底から思ってる。

だけど、何となくでも、もし・・・夫が不治の病になったとしたら
どうしますか?
当然つきっきりで看病をしようと思いますよね。

でもアメリカ人のお友達に実際にこういう人がいました。
ご主人がステージ4のガンで、余命3年の告知。
小学生の子供が二人いて、奥さんは専業主婦。

ご主人は余命宣告をされた日に、奥さんに、今から仕事を探すようにと伝えたそうです。
ご主人が一番これから治療で大変になるのに奥さんは外に出て働きにでなくてはいけない。

それは生活費のためもありますが、アメリカでは国民健康保険制度はなく、
個人で民間の医療保険に入ると高額なので勤め先の医療保険が必要になるからです。

彼女は10年のキャリアのブランクがあるから仕事を見つけるのに苦労をしています。
ガン治療の夫を支えながらも小さい子供を二人抱えて一からキャリアを
築かなくてはならないという彼女の精神的・肉体的な負担は想像を絶するものです。

彼女が少しでも『もしも』に備えていたとしたら、
細々とでも仕事を続ける選択をしていたかもしれませんね。

生活する場所

国際結婚をしてさいしょはアパートやコンドミニアムなど賃貸で住むカップルは多いでしょう。
若くて生活の基盤ができてないうちはどこに住んでみてもいいと思います。

むしろ色んな所に住んでみて自分たちに合ったところを見つけると良いでしょうね。

でも子供ができて小学校に入る頃には、子供の学校のために
ある程度長期的に住む家を借りたり買ったりすることになります。

子供がいない場合、仮に夫に何かあっても
一人の生活レベルに見合った所に引っ越すなどは簡単ですね。

それこそ日本に帰ることだって選択肢の一つ。

でも子供がいる場合、夫の収入が途絶えたら、住んでるところはどうしますか?

近くに夫の家族や親戚がいるケース、地域による居住費の違い、などの条件をベースに
一人になったらどこに住めるかをある程度想定しておくことは大切。

だけど離婚の場合は、未成年の子供がいると日本に連れて帰ってしまうことは
非常に難しいので、あくまで居住国で住み続けることを想定すべきです。

自分だけの収入で今の家の賃貸料やローン代を支払えますか?

その場合はどういう所に引っ越すことになるかというのをある程度考えておくべきです。

お金をどうするか

夫の収入が途絶えたら、相続で生涯自分と子供たちが困らないくらいあるなんていう
超ラッキーな人以外は自分が稼がなくてはなりません。

子供がいない夫婦だけの時は、自分一人での生活が送れるくらいでいいので
ちゃんと一つ定職に就けられたら充分。

だけど子供がいると、子供が成人するまでの生活はあなたが守らないといけなくなります。
アメリカの場合ですがその負担額と言ったら相当なもの。

ちょこちょこと積み立てたり投資することも大切。

こちらの記事を是非お読みください。

国際結婚するために知っておきたいアメリカの生活費

アメリカで安心して暮らすためにお金のことをちゃんと理解しよう!

まとめ

国際結婚は比較的誰でも簡単にできます。

ですが、国際離婚をした場合や永住先で夫を亡くした場合はとんでもなく不幸になる事も多いです。

こういった自分専用のリスク管理プランを結婚する年から始めて、人生の変化に合わせて
3年毎くらいに見直しましょう。

人生のリスク管理というのは非常に大切。
それはいかに自立をしているかに掛かってくると言ってもいいでしょう。

今の時代、色んな形で女性でも母親でも稼ぐことができますから
『備えあれば患いなし』の気持ちで国際結婚に挑みましょう!