
ネット上には多くの国際結婚についてのブログがあります。
国際結婚をして外国で生活する日本人のリアルな生活を覗けるような気分になれるのが醍醐味ですね。
それにしても国際結婚をしている人のブログは海外生活楽しいー!っていう明るいものと、国際結婚なんてするんじゃなかった!っていう、どよ~んと暗いブログに別れてるのが特徴。
私はどちらのタイプのブログも書くことが出来ます。(笑)
ほんの一年半前くらいにブログを書いていたら楽しいアメリカ生活♪的なブログになってたと思うし、離婚に至ってしまった今は国際結婚を後悔してます(泣)っていうブログを直ぐに作ってしまえます。
ですが、私のは「アメリカ生活は楽しいけど、頑張らないとならないことは頑張らないと苦労しますよ!」といった、ハイブリッド的なブログです。
15年間のアメリカでの国際結婚生活を通して、アメリカという国はマイナス面がたくさんあってもここに住めて嬉しいしラッキーだと思えるからです。
さて、国際結婚で幸せになるためには住む場所も大きく影響するものです。
そしてアメリカ生活といっても都市部と田舎じゃ生活の質がかなり違いますからひとくくりに出来ません。
更に言うと、あなたの生い立ち、性格、英語力、自立度、経済力、日本の物の手に入りやすさ、周りにどれだけ安心して付き合える知人友人親せきがいるか、日本人コミュニティの存在、などの条件もぜーんぶ影響するので、国際結婚してアメリカで生活やってけるだろうか~っていう疑問には、それはケースバイケースということですね。
私がアメリカで生活した3つの場所の比較~日本人が移住してハッピーに暮らせるか
アメリカ国土は日本の20倍もの大きさがあり、沿岸か内陸でも随分環境が違いますし、田舎と都会では色んな点で差が大きくあります。
環境だけではなくそこに住む人たちの文化や考え方が実に様々。
私はこれまでアメリカ国内で全く違う3つの場所に住んだ経験があります。
それぞれの場所の特徴と私なりの「日本人が永住して幸せにやっていけるか」という視点での見解は以下の通り。
- 15歳の時に短期語学留学したコロラド州の州都デンバー
- 20歳の時に大学の交換留学で行ったカンザス州のド田舎
- 国際結婚後今まで住んでいるカリフォルニア州のシリコンバレー
コロラド州中北部に位置する州都。人口約60万人。
自然豊かでビジネス、文化、スポーツ、教育などの環境が良い。
2017年のフォーブス誌の「ビジネスおよびキャリアに良い場所」ランキングでは、デンバーは全米で対象都市中4位にランクされている。
市内にある小さな日系スーパーで大抵のものは手に入るが内陸部だから魚の種類はとても少なかった。
日本語補習校があり。
日本人人口は約1,500人程度。
日本からの直行便あり。
現地社会に溶け込めるならばとても住みやすい所。
日本人社会が小さいため、そこだけではやっていけない。
アメリカ内陸部カンザス州にある片田舎。人口約1万人。
全人口のうちアジア人人口は0.1%。
日系スーパー、日本食レストラン無し。
私が留学していた小さなカトリック系の私立大学があるくらい。
私が住んだのは90年代後半でしたが、日本の物どころかアジアンなものすら無く、日本がとても遠く感じました。
一番近い大きな都市カンザスシティーまで車で約一時間。
たとえ日本人や物が周りに無くても、小さな現地コミュニティの中で生活をし、たまに遠くの都市に行けたら十分!という方以外は、辛い環境かもしれません。
カリフォルニア州北部にあり、世界的に有名なIT企業が集まるエリア。
全米一治安が良い都市。
日本人人口約26万人。
大型日系スーパー、日本食レストランだけでなく、日本人ドクター、美容院なども。
日本語を教える学校や託児所も複数。
アメリカで最も日本の物と人にアクセスできる。英語があまりできなくても生活可能。
いかがでしたか?
アメリカは広いですねー。