アメリカに普段住んでいると、バツイチとか再婚者というのは普通にたくさんいますし、耳にします。言う人も特に躊躇して言うというよりも当たり前のこととして言ってるだけで、仮に誰々さんがバツイチだとか聞いても、偏見はほとんどありません。

なのでアメリカの離婚率は高いよなぁと思っていたし、欧米だからやっぱり違うなぁ~なんて思っていた私ですが、実際に意識をして調べてみると、時代の流れで少しまた変わってきてる部分はあるようです。

アメリカの離婚率のデータと推移

アメリカは離婚大国だと言われますが、2017年のデータを見ると随分と下がっているようです。驚くことに10位以内にも入っていません。

離婚率が高い世界の国トップ15:

  1. ルクセンブルク
  2. ベルギー
  3. スペイン
  4. デンマーク
  5. フィンランド
  6. フランス
  7. チェコ
  8. オランダ
  9. ロシア
  10. エストニア
  11. スウェーデン
  12. アメリカ
  13. ハンガリー
  14. ベラルーシ
  15. イタリア

アメリカでは2014年をピークにその後の離婚率は若干下がったそう。理由の一つは、若い年齢で結婚する人が少なくなり、婚姻年齢が上がったことがあるそう。

こんなにもヨーロッパ諸国の離婚率って高いんですね。第一位に輝くルクセンブルクは世界で最もリッチな国の一つですが、離婚率の高さは個人の経済力も大きく関係するような気がします。日本も三組に一組が離婚する時代と言われる一つの理由は、妻の経済力が付いてきてるからだとも言われますよね。

アメリカの離婚率は高いけどその理由は?

さて、アメリカでは離婚の話は確かによく耳にします。アメリカ人は個人主義で、自己主張が強くて、オープンだから離婚が多いんだという意見も聞きます。ある意味離婚が当たり前の社会だから、恥じることも無く親も子もオープンに話していると言います。

それはマクロレベルで見た現象。じゃあ、ミクロレベルで見て離婚当事者たちは本当に自分たちは普通だと思っているんでしょうか。 実際はそうじゃありません。アメリカ人だって離婚を恥だと思うし、結婚に失敗したことを誇りになど思っている人はいません。

「最近離婚して・・・」とか、「今実は別居中で」などと誰にどのタイミングで伝えなくてはならないかと悩み、人に伝えるたびに当事者はドキドキ・ビクビクしています。 時間が経てば自分が離婚をしたと口にすることに対する抵抗感が減ってくるというのはありますが、それもどの国にいても同じでしょう。

ナニ人だろうと、人間の本質的なところで愛する人との夫婦関係や家族の終焉は身を引き裂かれるような思いをするものなのです。

私がお世話になっている心理カウンセラー曰く、アメリカでは離婚が当たり前なのに、自分がその当事者になるとこんなにも辛い事だったのかと驚くそう。 離婚の辛さはその一言に凝縮されています。私は自分がとうとう離婚するんだと分かってからは、自分の体の一部、それもなぜか腕の一本を麻酔なしで切り落とされるようなイメージを持っていました。

但し、見ているとアメリカ人は激しくぶつかり合うカップルが多いと思います。幼い頃から自分の意見を持って自分の気持ちを大事にするよう教えられて育っているからなのでしょう。ただでさえ離婚となると怒りの念が増大するものなので、更に酷い争いになるカップルも多いです。警察沙汰になったり・・・

そして子供がいるケース。離婚が当たり前の社会でも、当事者の子供たちにとって両親の離婚は世界がひっくり返るほどの衝撃を受ける子も多く、短期・長期いずれも精神的な影響を与えることが多いのです。

なので、私はアメリカは離婚率が高いからうちが駄目になっても仕方ないかって思うのではなく、むしろ離婚率が高い国には可哀想な思いをしている子供たちがそれだけたくさんいるんだと思っています。

国際結婚の離婚の原因についてはこちらの記事:
国際結婚が離婚にいたる理由

高い離婚率を考えると国際結婚に踏み切れない・・・

確かに統計だけ見ているとまだまだアメリカの離婚率は高いし、アメリカ人の彼とうまく行くかどうかと躊躇してしまう気持ちは良く分かります。

私は実際にアメリカ人の彼にプロポーズされて気持ちが舞い上がっていても、結婚に向かって具体的に物事が進んでいくとしり込みしてしまい、実家に居ながらどうしようかと本当に迷いに迷いました。 ですが、それでも結婚は縁があってのこと、アメリカ人だからとか考えずに、相手個人として考えて、この人だったら間違いないし何かあってもそれはどんな相手だって同じことだと思うようになったら、腑に落ちて、結婚することを決心できました。

実際に14年間結婚生活後に残念な結果になってしまったとはいえ、国際結婚して失敗した!とは思ってないし、彼と私個人の問題だったと思うので、こればっかりは誰にでも起こり得ることですからね。。

逆に日本は表向きの離婚率はアメリカと比べたらまだ低いとはいえ、実際は夫婦関係が破綻している人でもなかなか離婚に踏み切れない事情が日本では多いと思うので、そう考えると、どこにいても幸せな生活を送ることは個人の問題ではないでしょうか?

いずれにせよ、自分が今後の人生で何を優先にしたいかによりますね。じっくり迷えばあとはどの道を進んでも後悔は残らないでしょう!

まとめ

アメリカに限らずやはり欧米諸国の離婚率は高いですが、そういう国で育った人と結婚するということは、少なからずその人の結婚に対する考え方に影響はあると思いますので、結婚する前にじっくり色んな角度で考えて、相手とも話し合って、お互いに幸せになるぞという意識で結婚生活を送ることこそが大事なことかもしれませんね。