フィリピン人の彼との出会い

私は現在36歳、主婦をしています。
私がフィリピン人の彼と付き合ったのは29歳の時でした。

その当時、独身で正社員だった私は毎日とても忙しく、会社と自宅の往復をするだけの日々を送っていました。

たまたまある日、会社帰りに通りかかったバーでフィリピン人バンドが演奏をしていて、そのボーカルの歌声とマイケル・ジャクソンそっくりの外見に一目ぼれをしてしまいました。

それから毎日、会社帰りにそのバーに行ってはバンド演奏を聞いていました。
そのうちバンドの全員とも顔見知りになり、演奏の休憩時間に話すようになりました。

そうしてある日、そのボーカルから告白をされて付き合うことになりました。
ずっと私のことをステージから見て気になっていたそうです。

フィリピン人と付き合って良かったこと・悪かったこと

フィリピン人と付き合うのは初めてでしたが、彼を通してフィリピン人の明るさに助けられました。

フィリピン人はホスピタリティ溢れる国民性で有名ですが、その通りで彼や彼の周辺にいるフィリピン人は皆とても明るくいつも笑顔で優しい人たちばかりでした。

そして一緒にいると英語力が伸びました。
フィリピンは英語留学にも人気の場所だけあって、彼と毎日英語で話をするだけで英語力はずいぶんと養われました。

フィリピンは貧困だというイメージですが、彼と食事に行くと必ず食事代を支払ってくれました。

もちろん決して高級店ではありませんが、そんな気遣いがとても嬉しかったです。
電話もまめにしてくれて、クリスマスや誕生日にはメッセージと共にお花もプレゼントしてくれました。

逆に、フィリピン人と付き合って残念に感じたことは、まず他人の反応が極端に悪かったことです。
フィリピン人と付き合っていると言うと、周りの人は「騙されているんじゃないの?」「やめておいた方がいい」という反応をしました。

ネットで調べてみると確かにフィリピン人に騙されたというエピソードはゴロゴロありました。
多くはフィリピン人女性に騙された男性のケースで、付き合ったとたんに家族が病気になったなどと言ってお金を要求されるものでした。

私は渡すほどの稼ぎも無く、むしろ彼にはごちそうになってばかりいたので周囲の反応は不本意でした。

また、彼に限らずフィリピン人は実家への仕送りをしています。
親や親戚は働く世代の仕送りを頼りに生活しているのが現状です。

そんな彼と結婚を考えた時、経済力に余裕が無く、周囲の誰からも祝福されなかったこともあって結局その人と一緒になることはありませんでした。